この記事のポイント
- STEPN(ステップン)とは世界的に流行している「歩く/走るだけで稼げてしまう」NFTゲーム
- 構造的にはポンジスキームに近いかもしれないが、大手取引所のBinanceから出資を受けていることや有名シューズメーカーASICSとコラボしていることから息の長いNFTゲームとなりうる
- スニーカーの育成などのやりこみ要素があり、純粋にゲームとしても面白いため、ゲームを楽しむ、運動して健康になる、稼ぐことが可能
- 2022年4月時点で全機能がリリースされていないことから、ゲームとしての魅力がさらに上がっていくことで継続的に新規ユーザーの流入が見込める
- 今後ASICS以外の有名シューズメーカーとのコラボも期待されており、さらなるユーザー数の増加が期待できる
歩くだけで稼げるって本当?怪しいと思うけど気になるので教えてください!
こんな悩みにお応えします!
こんにちは!
じんべいです!
「STEPN(ステップン)」とは、今世界的に流行している「歩くだけで稼げてしまう」NFTゲームです。
・・・歩くだけで稼げるなんて怪しくない?詐欺じゃない?
Twitter などのSNSで情報収集していても、「怪しい」「詐欺」「人気は長続きしない」などのネガティブな声がちらほらあるので、STEPNに興味はあるけれど踏み出せない方もいると思います。
僕も不安だったので、はじめる前にいろいろとリサーチしました。
その結果、はじめても大丈夫そうという結論に至ったので、2022年3月にSTEPNをスタートしています!
ということで本記事では、STEPNの怪しさ・リスクを解説するとともに、STEPNの将来性についても解説していきます!
記事の最後には、初心者の方におすすめな現時点で「1番簡単な始め方」も解説していきますね!
この記事を読んでいただければ、STEPNを始めるにあたって不安な点を払しょくできますよ!
本記事の目次は以下の通りです!
では参りましょう!
目次
※本記事の画像は、2022年4月時点のLiquid by FTX及びSTEPN、DiscordのスマホアプリとPCサイトを元に作成しています。
※今後アップデート等により、記事内の画像と実際のアプリ・PCサイトの表示が異なる場合がありますので、予めご了承ください。
※なお、Liquidの一部画像に旧社名「Quoine株式会社」と旧取引所名称の「Liquid by Quoine」と表記されている場合がありますが、現在の社名は「FTX Japan株式会社」、名称は「Liquid by FTX」となります。
STEPN(ステップン)とは?
STEPNとは、歩く/走ることで暗号資産のGST/GMTを稼ぐことができるWeb3.0の技術が使われたスマホゲームです。
STEPNで稼ぐためには、SOL(SOLANA:ソラナ)またはBNB(Binance Coin:バイナンスコイン)という暗号資産でNFT(スニーカー)を購入する必要(初期投資が必要)があります。
歩く/走ることで暗号資産を稼ぐことができることから、「Move To Earn」や「Move & Earn」と呼ばれており、健康的な生活を送りながら稼ぐこともできる非常に良い仕組みとなっています。
歩く/走ることで稼いだGSTやスニーカーを売却して得られるSOLを日本円に換金することで実際に使えるお金を稼ぐことができます。
STEPNは怪しい?リスクを解説!
ここからSTEPNが怪しいと言われる理由やリスクを解説していきますね!
STEPNについて漠然と怪しい?詐欺じゃない?と思っている方の疑問点が解消できると幸いです。
ポンジスキームっぽい
ポンジスキームって何?と思う方もいると思うので、簡単に解説しますね。
ポンジスキームとは
詐欺のなかでも特に、「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金を、以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれ、その利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと。投資詐欺の一種に分類され、日本語で「自転車操業」と呼ぶような状態に陥り、最終的には破綻する。
※引用元:Wikipedia
暗号資産界隈ではポンジスキームに似たビジネスモデルのプロジェクトが多いのは事実です。
詐欺ではありませんがSTEPNもビジネスモデル的には、ポンジスキームに近いと言えます。
なぜならば、運営時のコストやユーザーに配布される暗号資産のGSTは、最初にユーザーが購入するスニーカーの金額が元手になっているからです。
そのため、新規ユーザーが流入し続けるか、既存ユーザーがスニーカーを買い続けるかしない限りは、いずれ暗号資産GSTの発行に限界が来てしまうのではないかと言われています。
しかし、後述しますが現在のSTEPNは大手取引所のBinanceから出資を受け入れることで資金調達を行う、大手シューズメーカーASICSとコラボすることで収益源の多角化をするなどのことを行っています。
根っこの構造的にはポンジスキームに近いと言えるのかもしれないのでしょうが、資金調達・収益源の多角化を行っていることから、個人的にはSTEPNがすぐに稼げなくなってしまうことはないのではないかと考えています。
参入コストが高く原資回収に時間がかかる
STEPNをはじめるためには初期投資が必要です。
急激な人気の上昇によるスニーカー価格の高騰と暗号資産SOLの値上がりによって、STEPNをはじめるためには最低でも約14万円が必要となります(2022年4月時点)。
初期投資分の約14万円を回収するためには、暗号資産GSTの価格変動により多少前後しますが2ヶ月ほどかかります。
怪しい詐欺が多い
STEPNの急激な人気上昇に伴い、TwitterやDiscord上で詐欺が横行しています。
主な詐欺の手口は以下の通りです。
- STEPNの運営者を語り、偽の情報をYouTubeやTwitterで発信して偽サイトに誘導して金銭をだまし取る
- STEPNの運営者を語り、スニーカーの抽選販売に当選したので急いで購入する必要があるとDMを送ってきて金銭をだまし取る
- スニーカーのプレゼント企画を実施すると見せかけて、Walletのシークレットフレーズ・メールアドレス・クレジットカード番号などをだまし取る
- STEPNを始めるために必要な招待コード(アクティベーションコード)と引き換えに金銭を要求する
本当に詐欺が多いので、公式サイト・アカウントの情報をきちんと確認しましょう。
短期的な過熱感がある
STEPNは2021年12月にベータ版としてリリースされたばかりで未完成の状態です。
ですが、2022年4月上旬の日本向け質問会(AMA)では、ユーザー数とDAU(Daily Active User)は以下のとおりとのことです。
- アプリの登録数が全世界で100万を突破
- DAU(Daily Active User:毎日アプリを使う人)が20万人を突破
上記の数字は、一般的なスマホのゲームアプリとしても大ヒットと言えるようで、人気ぶりが鮮明です。
一方、ユーザー数が急激に伸びていくと、サーバーが負荷に耐えられずアプリが重たくなったり、一過性のブームで終わってしまったりといったことが心配されます。
そうしたことから、ユーザー数の急激な増加を抑えるために、STEPNは3月上旬から1日あたりの参加上限を2,000人に制限する招待制を導入しました。
税金の取扱いが未定
STEPNをはじめるうえでのネックは税金だと考えています。
日本は仮想通貨/暗号資産/NFT関連の税制が世界的に見ても厳しいと言われています。
また、「Play To Earn」や「Move To Earn」の領域は、国税局などで税の取扱いが整理されていない状態です。
STEPNの場合、歩く/走ることで稼いだGSTやスニーカーの売却費用が課税対象となる想定ですが、スニーカーの修理に使ったGSTを経費算入できるのか?などが不透明な状態です。
そのため、どう整理されてもいいように、STEPN関連のすべての記録を残しておく必要があります。
幸いにも日本人有志の方々が、公式Discord(SNS)内の「税金対策室」で税に関する情報を取りまとめてくれており、記録用のスプレッドシートも準備してくれています。
STEPNの今後が期待できるポイント(個人的見解)
今まで不安になることばかり書いてきましたが、個人的にはSTEPNは今後も成長していき、まだまだ稼げると考えています。
その理由を説明していきますね!
ゲームとしての設計が秀逸で継続的なユーザーの増加が期待できる
STEPNは稼げることばかりに注目されていますが、単純にゲームとしてよくできています。
よくできていると感じるポイントは以下のとおりです。
- 育成要素がある
- ガチャ要素がある
- 装備品でスニーカーを強化できる
- 収集欲をそそる
- コミュニティでの交流がさかん
育成要素がある
STEPNではスニーカーのレベルを上げることで、稼ぐ効率などのステータスを強化することができます。
レベルアップ時には、強化するステータスを自分で選ぶことができます。
ドラクエやポケモンでモンスターのレベルを上げて強くするのと同じイメージですね。
気に入ったデザインのスニーカーを育てていくのは単純に楽しめますね。
ガチャ要素がある
STEPNではマーケットでスニーカー以外にも、シューズボックスを購入することができます。
シューズボックスにはスニーカー同様にレア度があり、Common、Uncommon、Rare、Epic、Legendaryの順で希少性が上がります。
Commonのシューズボックスからは、基本的にはCommonのスニーカーをゲットすることができるのですが、ごくまれに一つ上のレア度のUncommonのスニーカーを手に入れることができます。
このようにガチャの要素が含まれているため、ユーザーが課金しやすい仕組みになっています。
収集欲をそそる
スニーカーのデザインはとても個性的なので、自分が気に入ったデザインのスニーカーを集めたいという欲望が刺激されやすくなっています。
また、すでに有名なシューズメーカーのASICSとのコラボNFTスニーカーのリリースが決まっていますが、今後も様々なシューズメーカーとのコラボも期待できます。
これらのコラボスニーカーは限定○○足という制限付きで発行されるので、レアなものが好き!というマニアの方の収集欲をそそる設計となっています。
装備品でスニーカーを強化できる
STEPNにはGemというゲーム内アイテムがあります。
スニーカーにGemを装備することで、暗号資産の獲得効率をアップさせられたり、スニーカーの耐久性を向上させられたりします。
ドラクエなどのRPGでは、キャラクター自体をレベルアップさせて強くするのと同時に装備品でも強くすることができますよね。
それと同じようなことがSTEPNでもできるようになっているため、単純にゲームとして面白いです。
また、Gemも売却して暗号資産に換金することができるようになっています。
コミュニティでの交流が盛ん
STEPNは海外発のアプリですが、日本人ユーザーが最も多い状況となっています。
そのため、公式Discord上には日本人のコミュニティができており、盛んに交流が行われています。
また、Twitter やInstagramでもSTEPNがトレンド入りするなど、SNSでも流行しています。
戦略の相談や、雑談もできるので、STEPNをはじめるのであれば参加しておいて損はないですよ!
全機能がリリースされておらず伸びしろがある
ベータ版のリリースから爆発的にユーザー数が増加していますが、実は全ての機能はリリースされていない状態です。
リリースされていない主な項目は以下のとおりです。
- スニーカーのレンタル機能
- スニーカーのEpic・Legendary
- バックグラウンド機能
特にスニーカーのレンタル機能の実装には要注目です。
現状は初期投資費用が最低でも14万円ほど必要となっていることから、STEPNをはじめるハードルが高いです。
ですが、レンタル機能が実装された場合は、初期投資費用が払えない/払いたくないユーザーも無料でスニーカーをレンタルしてSTEPNをはじめることができるようになります。
STEPNをはじめるハードルが大幅に下がるので、レンタル機能の実装をきっかけに今よりもさらにユーザー数が増加する可能性があるのです。
とはいえ、レンタル機能が実装された段階でスニーカー・暗号資産GSTの価格がどう動くかは未知数です。
しかし、STEPNが完成されたものではなく発展途上であるため、今後が期待できるということには変わりありませんね。
大手取引所からの出資・有名シューズメーカーとのコラボが行われている
海外の大手暗号資産取引所のBinance(バイナンス)のファンドであるBinance Labs(バイナンスラボ)がSTEPNへの投資をしたことが4/6にわかっています。
また、4/12にはSTEPNとBinanceそして有名シューズメーカーであるASICSとのコラボが発表されています。
ASICSのデザインが施された限定2,000足のNFTスニーカーがBinanceのNFTプラットフォーム上で購入できるようになっています。
BinanceとASICSはどちらもそれぞれの業界の大手企業であることから、STEPNへの期待値の高さが見て取れます。
運営者が優秀かつユーザー目線を徹底している
STEPNの運営者であるFINDSATOSHI LABは優秀な人材が集まっており、対応もユーザー目線が徹底されていると評判が非常に良いです。
STEPNアプリに不具合が生じている際には、すぐに公式Discord上でユーザーに向けて注意喚起するとともに不具合の解消も速やかに行われています。
ユーザーの要望にも真摯に耳を傾けており、アプリが日々改良されており使いやすくなってます。
また、週1回の頻度でAMA(Ask Me Anything)という、ユーザーが運営者に何でも質問できる質問会が開催されています。
運営者がユーザーの疑問点に真摯に回答したり、今後のSTEPNプロジェクトの展望を語る姿には好感が持たれています。
メタバースプロジェクトとのコラボが期待できる
まだ具体的な情報は何も出てきていないですが、今後STEPNとDecentraland(ディセントラランド)やThe Sandbox(サンドボックス)などのコラボが期待できるのではないかと考えています。
Decentraland(ディセントラランド)やThe Sandbox(サンドボックス)のメタバースで、アバターにSTEPNのNFTスニーカーを装着できるようになるということは現実味がありそうです。
そうなるとNFTスニーカーにSTEPN以外での使い道が出てくるため、NFTスニーカーの価格が上がることが期待できると考えています。
STEPNの1番簡単な始め方(2022年4月時点)
ここまで、STEPNのリスクと将来性について解説してきました。
「STEPNにリスクがあることはわかったけど、将来性があるのでSTEPNをはじめてみたい!」という方のために、現時点で一番簡単な始め方を解説しますね!
まず、STEPNを始めるときに必要なものは以下のとおりです。
必要なもの
- 本人確認書類(取引所の口座開設用)
- 国内の暗号資産取引所の口座(Liquid by FTXがおすすめ!)
- STEPNのスマホアプリ
- STEPNをプレイするためのアクティベーションコード(招待コード)
- 初期費用(暗号資産SOL):約13万円~(2022年4月6日時点 1SOL14,700円で計算)
また、2022年4月時点で一番簡単なSTEPNの始め方は以下のとおりです。
- 国内取引所のLiquid by FTX(リキッドバイエフティ―エックス)の口座開設
- STEPNのアプリの設定
- 公式サイトからSTEPNのスマホアプリをダウンロード
- 招待コード(アクティベーションコード)を入手
- Wallet作成
- Liquid by FTXで暗号資産/仮想通貨SOL(SOLANA・ソラナ)を購入する
- Liquid by FTXからSTEPNのアプリへSOLを送金する
- STEPNのアプリ内でスニーカーを買う
Liquid by FTX(リキッドバイエフティ―エックス)という取引所は聞きなれないかもしれないですが、きちんと金融庁の登録を受けている事業者なので安心・安全に取引できますよ!
実際に手を動かす時間は30分程度ですが、Liquid by FTXの口座開設には審査があるので口座開設完了まで数時間、場合によっては数日かかります。
はじめ方の詳細は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
-
参考【超初心者向け】1番簡単なSTEPNの始め方を解説(国内取引所Liquid by FTX)
この記事のポイント STEPNを始めるためには以下が必要 本人確認書類(取引所の口座開設用) 国内の暗号資産取引所の口座(Liquid by FTXがおすすめ!) STEPNスマホアプリ STEPNを ...
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STEPNのリスクと将来性についてまとめ
お疲れ様でした!
本記事では、STEPNの怪しさ・リスクを解説するとともにSTEPNの将来性についても解説してきました。
かんたんに内容をおさらいしておきますね!
本記事のまとめ
- STEPNとは世界的に流行している「歩く/走るだけで稼げてしまう」NFTゲーム
- 構造的にはポンジスキームに近いかもしれないが、大手取引所のBinanceから出資を受けていることや有名シューズメーカーASICSとコラボしていることから息の長いNFTゲームとなりうる
- スニーカーの育成などのやりこみ要素があり、純粋にゲームとしても面白いため、ゲームを楽しむ、運動して健康になる、稼ぐことが可能
- 2022年4月時点で全機能がリリースされていないことから、ゲームとしての魅力がさらに上がっていくことで継続的に新規ユーザーの流入が見込める
- 今後ASICS以外の有名シューズメーカーとのコラボも期待されており、さらなるユーザー数の増加が期待できる
初期投資費用が必要であることから、STEPNをはじめるには一定のリスクを取る必要があります。
しかし、リスク以上に将来性に期待できる!と考えられた方は一歩踏み出してSTEPNをはじめてみてください!
歩く/走ることで健康になりながら、お金を稼ぐことができるようになるだけでなく生活にハリが出ますよ!
まだ、STEPNを始めるか迷っている・・・という方もLiquid by FTXの口座開設だけは済ませておくことをおすすめします!
口座開設は無料で簡単にできるので、いざSTEPNを始めようというときにスムーズに始められますよ!
それではまた!
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参考【超初心者向け】1番簡単なSTEPNの始め方を解説(国内取引所Liquid by FTX)
この記事のポイント STEPNを始めるためには以下が必要 本人確認書類(取引所の口座開設用) 国内の暗号資産取引所の口座(Liquid by FTXがおすすめ!) STEPNスマホアプリ STEPNを ...
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